木材の痩せや歪み
木造の建物は新築から年数を重ねるにつれて、建物が落ち着いていきます。
この「落ち着く」とは、建築材料が建物の一部として馴染んでくることをいいます。
例えば木は、製材・乾燥されてから、現場で組み上げられます。
工場から工事現場へ、そして完成後と木が受ける環境はどんどんと変化していきます。
天然の無垢材は湿度や気温で伸縮します、この伸縮の大きさが年々小さくなり、落ち着いていくのです。
今回のYt様邸は築30年です。
木材は30年もの時間をかけて落ち着き、そして少し痩せてきていました。
またこの30年の間、風雨や地震にも耐えてきた歪みが少し出ています。
そこで今回のリフォームでは、この「痩せ」や「歪み」を締め直し、矯正をします。
人がストレッチ運動をしたり、整体を受けるような感じです。
フローリングを張る前に床下を確認し、浮き沈みや腐食などがないか?を確認します。
少しゆるんでいる箇所があったので締め直し、水平レベルを確認しながら下地を調整します。
リフォームは表面だけではなく、下から確認し整えていくことが大事です。
時間の経過と共に、表面だけでなく構造部分にも手を入れてあげることで、家の寿命がぐっと延びます。



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