マンションの床 直貼り
最近では、防音や遮音といったことにも注意をした設計がされています。
しかし、少し前までは断熱材のことと同じように、あまり気を使われていませんでした。
音のことを注意するようになったのは、ここ十数年のことです。
以前は、ほとんどのケースがコンクリート直貼りといわれる床仕上げの工法でした。
その名の通り、コンクリートに直接、仕上げ材を貼る工法です。
仕上材をコンクリートの躯体に直接張っているので、音や振動が上下階に響きやすくなっています。
建てられた時代から考えられたとおり、今回の現場も「直貼り工法」になっていました。
この場合、根本からのリフォームを行わない限り、床高さや天井高さの制約から元と同じ直貼り工法による施工になってしまいます。
直貼り工法は、簡単なように思えて丁寧な仕事を要求されます。
コンクリートと床材の間に少しでもゴミや前の仕上げ材が残っていると、仕上がりに影響がでます。
コンクリートの上をカッターの刃で丁寧にこすり、きれいに掃除機で吸い取りながら、床材を1枚ずつ貼っていきます。
簡単そうな仕事ほど、仕事の善し悪しがはっきりと分かります。



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